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勘定系刷新によるコスト削減:メインフレームの一掃で75%を節減したフィリピンナショナルバンク

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2010/01/06

Abstract


フィリピンナショナルバンクはレガシーソフトウェアやプラットフォームから最新のインフラストラクチャーへ移行してITコストの75%を削減、事業も2桁の成長率で拡大し続けています。

セレントの最新レポート「勘定系刷新によるコスト削減:メインフレームの一掃で75%を節減したフィリピンナショナルバンク」では、政府所有から民営化されてマニラ証券取引所に上場したフィリピンナショナルバンク(PNB)について分析しています。PNBはオープンシステムと最新アプリケーションへの移行により、ITコストの大幅削減を実現しました。従来はIBMのメインフレーム上でFIS(旧Kirchman)の Bankway Internationalを稼動していましたが、新システムではハードウェアはHP Superdome、OSはHP-UX、アプリケーションはOracle Financial Services Software Limited(旧i-flex solutions)のFLEXCUBEが導入されています。

出典:セレント

「このようなコスト削減は、PNBと競合他行との競争環境を一変させるでしょう。PNBはハードウェアからOS、ストレージ、アプリケーションに至るまでのコストを全面的に削減しました。他の銀行も自行のコストを根本から見直す必要があるでしょう」とセレント・バンキンググループのシニア・バイス・プレジデントで本レポートの執筆者であるバート・ナーターは述べています。

このレポートでは、PNBがコアシステムの変更を決定し、FLEXCUBEを選択、実装、稼動するに至るまでのプロセスを詳細に分析しました。また、ITと業務の両面における総所有コスト(TCO)の削減、レポーティングの改善、顧客体験の向上など、新システムのメリットについても考察しています。

本レポートは9図と6表を含む30ページで構成されています。