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北米金融機関におけるモバイルアプリケーションの最新動向:投資アドバイザー

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2012/04/17

An Overview of Mobile Apps

Abstract


スマートフォンやタブレットは引き続き急速なペースで普及しており、今後も二桁成長が続くでしょう。フィナンシャル・アドバイザーは、モバイルデバイスを通じて顧客サービスを向上させ、既存顧客や潜在顧客向けのプレゼンテーションツールとしても活用したいと考えています。アドバイザーの多くは個人所有のデバイスを持ちこんで(BYOD)業務を行っており、効率性を向上させる革新的なアプリケーションを望んでいます。

セレントの最新レポート「北米金融機関におけるモバイルアプリケーションの最新動向:投資アドバイザー」は、ウェルスマネジメント会社がアドバイザー向けのモバイルアプリケーションを開発する過程で直面するテクノロジーおよび業務上の課題を取り上げています。セレントは、2012年のスマートフォン販売台数は6億6,400万台に達すると予測していますが、普及が拡大するにつれ、アドバイザーの間ではこうしたデバイスを使った業務管理への関心がさらに強まるでしょう。

アドバイザー向けアプリケーションのニーズを牽引する要因は複数ありますが、本レポートでは、BYOD(私有端末を仕事に使用すること)やアドバイザー向けアプリに対するニーズを呼び込むアプリケーション・ブランディングといった要因やトレンドを検証しています。

「アドバイザーは、スマートフォンを使って市場や顧客の情報を入手したいと考えており、大手ウェルスマネジメント会社の中には独自のアドバイザー向けアプリケーションを投入しているところもあります。しかし、独自アプリケーションの開発に必要な資金、およびテクノロジー上のリソースを十分備えていないところも多く、提携プロバイダーに開発を依頼するケースが多くなっています。またアドバイザーは、アプリケーションに独自ブランドまたは提携ブランドのロゴを入れることで最新テクノロジーを導入していることを顧客にアピールしたいとも考えています」と、セレントのシニアアナリストでレポートを執筆したビル・ファーンレイ・ジュニアは述べています。

レポートでは、利用可能なテクノロジーの選択肢を紹介し、アドバイザー向けアプリケーションの開発を目指す金融機関への提言を示しています。