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アジア太平洋地域におけるマーケットデータプロバイダーの可能性

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2014/12/01

Abstract


アジア太平洋地域のマーケットデータ業界は、ここ数年で着実な成長を遂げています。

この分野をリードするグローバルプレーヤーは、成長を続ける低レイテンシーデータ市場での地歩を固めるべく、激しい競争を繰り広げてきました。また、以前からこの市場に参入している地元ベンダーも参戦しています。
本レポートはシンガポール、香港、韓国、インド、台湾、マレーシアといった域内の主要市場におけるマーケットデータプロバイダーの成長性を検証しています。これらの市場はアジア最大の日本市場に比べるといずれも規模では劣るものの、新規参入のチャンスは広がっています。レポートでは各市場をその発展状況、売買高、セルサイドおよびバイサイドの大手金融機関の有無といったパラメータに基づいて比較しています。

下図は、各市場における①セルサイドおよびバイサイドのティア1金融機関の数と②それら金融機関の資産規模を比較したものです。円の大きさは、2013年に行われた各市場の株式売買件数を示しています。これら3つを総合すると、韓国が他をリードしていることがわかります。シンガポールと香港も好位置にあります。インドは現物・デリバティブ取引ともに市場規模が大きく、特に売買件数は突出しています。

「大手データプロバイダーの多くは、主にブローカーやヘッジファンド向けのリアルタイムのデータフィードに注力しています。ただし、分析や店頭デリバティブなどの成長分野に軸足を移し始めているプレーヤーも見られます」とセレント証券グループのシニアアナリストでレポートを執筆したアンシュマン・ジャスワルは述べています。

レポートではまず、アジア太平洋地域の主要市場のしくみと社会経済的指標について説明し、域内の現物株式およびデリバティブ市場の売買高、各市場の運用資産規模とセルサイド/バイサイドのティア1金融機関の数を明らかにしています。最後に、市場プレゼンスと域内の大手市場データベンダーが提供する製品を比較しています。