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InsurTechの幕開け:入門編【抄訳版】

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2016/05/11

Abstract

(英文レポート"InsurTech Has Arrived: A Primer "の重要部分を抽出し翻訳しました。)

この数年フィンテックブームに沸いていましたが、Insurtechの時代も幕を開けました。保険会社の組織外のイノベーションエコシステムが保険業界のイノベーション戦略に活力を注入しています。

KEY RESEARCH QUESTIONS
1 保険のイノベーション・エコシステムの構成要素は?

2

Insurtechを手掛けるスタートアップ企業はどのような状況にあるか?
3 スタートアップ企業とのパートナーシップには、直接投資以外にどのような選択肢があるか?

セレントが保険会社を対象に、今後3~5年以内にイノベーションを進めることがどれほど重要か質問したところ、「非常に重要である」との回答が86%でした。イノベーションが不可欠であるとの認識は業界全体に広がっています。

セレントはこれまで、保険会社の組織内におけるイノベーション手法に関するレポートをいくつか発表してきましたが、今回は組織の外からイノベーションを進める方法を取り上げています。「会社のビルの中には事実はない。外に飛び出そう!」です。

ここ半年間にInsurTechをめぐる様々な動きがありました。世界的な大手保険会社数社が、関連投資やイノベーションを進めるベンチャー企業に投入するために多額の資金を確保していることを明らかにしています。保険に特化する2つのアクセラレータが立ち上げられ、フランクフルトやロンドンをはじめ、米西海岸でもInsuTechの会合が開かれています。

「こうした組織外のイノベーション・エコシステムはまだスタートしたばかりであるため、実際にこうした新たな手法でイノベーションに取り組んでいる保険会社はまだごく少数にとどまっているのは当然でしょう」とセレント保険プラクティスのエグゼクティブ・アドバイザーでレポートを共同執筆した キャサリン・スタッグ・マーシー は述べています。

本レポートは、保険業界におけるイノベーションの進捗状況を明らかにし、この分野になじみのない読者向けの入門書となることを目的にしています。また本稿は、外部の力を利用したイノベーションについて取り上げるレポートシリーズの第1弾で、保険のイノベーション・エコシステムの定義を示し、実例を挙げて説明します。今後はこのエコシステムを活用するためのアプローチや、社内でどんな機能が必要となるか、などに関するレポートを発行する予定です。

本レポートは4図と6表を含む25ページで構成されています。