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損害保険コアシステムベンダーのIoT計画

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2016/11/28

Abstract

KEY RESEARCH QUESTIONS
1 損害保険のコアシステムを手掛けるベンダーのIoT対応はどの程度進んでいるか?

2

投資の優先分野はどこか?
3

コアシステムベンダーはどのようなIoT機能を提供しようとしているか?

モノのインターネット(IoT)は保険のバリューチェーンのあらゆる部分に変革をもたらす可能性があります。一方で、IoTによってコアシステムには統合・処理されるべき大量のデータが送られてきます。本レポートでは、損害保険のコアシステムベンダーがIoTを実現するためにどのような取り組みをしているか明らかにしています。

センサーからの情報は保険をめぐる様々な要素に不可欠になっており、今後ますますその傾向は強まるでしょう。IoT対応のソリューションを備えていなければ、太刀打ちできなくなるという現実をベンダーは認識し、今後5年間に影響が予想されるIoT機能に投資を続けています。

多くのベンダーは顧客とのやりとりを通じて、顧客が思い描いているIoTソリューションを理解し、プルーフ・オブ・コンセプト(概念実証)を推し進め、試験運用を行い、また、ソリューションの共同開発を進めているケースも見られます。

保険の業務分野のうちIoT対応によってより大きな価値が得られると考えられているのは保険金請求で、商品開発・管理と保険契約サービスがこれに続いています。

「IoTによって、保険会社が長年抱いていた念願の多くがかなえられるかもしれません。例えば、個々の顧客にあわせた商品カスタマイズ化の実現、事後補償から事前防止への移行、サービスおよびビジネスモデルにおける真のイノベーションの創造などです。保険会社とベンダーは、最適なソリューションの共同開発を今後も続いていく必要があります。IoTの多くの要素はいまも進化の過程にありますが、顧客とのやり取りは保険会社が商品・サービスを完成させる上で非常に役立つからです」と保険プラクティスのシニア・アナリストであるホアン・マツィーニは述べています。